囲碁を始めるときに必要なものに碁石(ごいし)が挙げられます。
一生使えるものなので、購入する際には慎重に決めなければいけません。
しかし、碁盤も碁石も種類が多すぎて、「何を選べばいいのかわからない」そんな方も多いのではないでしょうか?
今回は、おすすめの碁石の種類や特徴について調べてみました。参考にしてみて下さい。
Contents
1.碁石の種類と特徴
現在販売されている碁石にはたくさんの種類があります。
大きく分ければ、持ち運べるものとに分けられます。
・持ち運べるもの→マグネット碁石、またはプラスチック碁石。
・家で使うもの(持ち運べないもの)→硬質ガラス碁石、瑪瑙(メノウ)碁石、ハマグリ碁石などの高級碁石。
練習用にプラスチック碁石などの持ち運べるものを購入して、囲碁に興味を持ったら、一生ものの高級な碁石と碁盤を購入する流れがいいでしょう。
碁石の種類について、順番に解説していきます。
1-1.マグネット碁石
マグネット碁石は、カフェや外出先のオフィスで愛用されていて、持ち運びが便利なことが利点です。
また、プロの対局を解説する際のでかい黄色いボードもマグネット碁石が使用されています。
1-2.プラスチック碁石
プラスチック碁石は最も普及されている碁石です。
薄くて軽いので、小さい子供にも使いやすいでしょう。
1-3.硬質ガラス碁石
ガラス碁石は、高級碁石とプラスチック碁石の中間にあたるようなものです。
そう簡単には割れませんが、落とすと割れる危険性があるので、子供がいる家庭では注意が必要です。
1-4.瑪瑙(メノウ)碁石
光沢があって非常に高級感あふれる碁石です。
石の光沢や高級感を求める人にはおすすめです。
1-5.ハマグリ碁石
高級碁石といえば、ハマグリ碁石です。
昔から様々なタイトル戦でも使用されてきました。
価格帯は数万から数百万円まで、ピンキリです。
2.碁石の厚みと特徴
碁石の厚みは、一般的に厚みが大きいほど価値が高いと言われています。
2-1.一般的な碁石の厚み
一般的な碁石の厚みは6mm~9.8mmと言われています。
しかし、実際は、8mm以上は厚すぎて持ちにくいため、非常に使いにくいそうです。
2-2.碁石の個数、大きさ
碁石は黒石181個、白石180個のセットで販売されています。
これは碁盤が19×19(=361)なので、361個という個数になっています。
石の大きさは、黒石は22.2mm、白石は21.9mmと、黒石の方が0.3mm大きく作られています。
また、厚みも黒石のほうが約0.6mm大きめに作られているそうです。
これは、白が膨張色で、同じ大きさを見たときに白石の方が大きく見えてしまうことが理由です。
全体的なバランスが悪く見えたり、互角なのに白が優勢に見えたりするのは困りますね。
3.おしゃれな碁石で楽しむ
最近は碁石は黒と白だけでなく、対局者の目の疲れを考慮した緑色の碁石や、4人同時に対局できる四色碁などのカラフルな碁石が登場しています。
これは、近年にインターネットの拡大で、従来の囲碁の伝統が変わってきていることの証拠とも言えるでしょう。
囲碁を始めるきっかけや、友人などに紹介する場合、大人数の人と碁を打つ場合にグリーン碁石や四色碁は活躍してくれるでしょう。
順番に紹介していきます。
3-1.グリーン碁石
目に優しい色という理由で、グリーン碁石が誕生しました。
素材は基本的にガラスで、黒石→緑色、白石→薄い緑色で、はっきりと見分けることができます。
3-2.カラー碁石
カラフルでおしゃれな碁石です。
四色碁は、主に9路盤や13路盤で友人などと一緒に楽しみながら碁を打つことが多いです。
4.まとめ
いかがでしたか?
初心者は、安い碁石から購入、中級者以上は、高級碁石を購入して本格的に始めてみるのもいいでしょう。
また、、カラー碁石をきっかけにして、友人や知人を増やしていくというのもアリだと思います。
自身のライフスタイルに応じて、囲碁を楽しんでいきましょう。
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